ビッセン宮島先生のお話が聞けるというので受講しました。
トーリックレンズの話
- 手術後の残余乱視は0.5D以下を目指す。
- 直乱視を残したほうが偽調節が働くということはない。調節が働く要因は小瞳孔と角膜のmutifocalityである。
- 日本ではトーリックレンズの採用率が1割程度。これは仕入価が高い+術前術中の操作が面倒なため。残余乱視≦0.5Dを目指すなら半分以上がトーリックとなるべき。
☞当院では半数弱がトーリックレンズ挿入しています
Odysseyの話
- 回折格子形状がちがう。詳細な話はなかったです。
- 術後オートレフ値はマイナスにでる。ので、自覚視力測定が大事である。Vivityもその傾向あり。
- SynergyはFirstPositiveだったが、FirstNegativeを選択する。ここで担当さんが言ってた話。
- デフォーカス曲線が-0.5D~+0.5Dまでほぼ直線である!そのためtargetずれに強い。
☞アイハンスやVivityの項でも書いたが、デフォーカス曲線のFar平坦化は今後トレンドになるんでは?