デフォーカス組み込み型の近視抑制コンタクトレンズ

原題は「A 3-year Randomized Clinical Trial of MiSight Lenses for Myopia Control」です。MiSightはクーパービジョンが発売しているDIMSレンズ(デフォーカス組み込みレンズ)の使い捨てディスポレンズです。日本では未認可です。

論文を以下に要約すると、

治験参加者は8歳から12歳の近視児童。
治験デザインはMiSightレンズ装用者53名、プロクリアー1Day(コントロール)装用者56名。二重盲検。
結果「3年後の結果で、屈折度は 59% (−0.51 ± 0.64 D vs −1.24 ± 0.61 D) =0.73D、眼軸長は52% (0.30 ± 0.27 mm vs 0.62 ± 0.30 mm) =0.32mm抑制された。

近視治療の効果を見ると、0.01%アトロピン点眼には及ばないが、オルソケラトロジー程度の効果はあるようですね。オルソと違う点は日中普段使いできるという点かな。

個人輸入で試すことは可能なようですから、ご希望の方はお申し付けください。

 

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