白内障多焦点レンズの種類

多焦点レンズ
  • 回析格子を利用して明視距離を作り出しす回析型レンズ
  • 球面収差を利用して焦点深度を深くする球面収差型(EDoF型)レンズ

の2種類が存在する。両者のハイブリッド型もある。

すべて、選定医療対象レンズ。

高次非球面レンズ(単焦点プラス)
  • 球面収差を利用して焦点深度を深くする球面収差型(EDoF型)レンズ

の1種類のみである。

すべて、保険適用レンズ。

☞中間距離、近方距離は、角膜面加入度数に換算(×0.75)して計算しています。

【結論】

多焦点レンズを選ぶ場合、車運転するならPanOptix、近方作業重視ならSynergy。ハログレ―最小化を希望するならVivity.

<2021/12/5追記>

保険適用、夜間運転ならアイハンス一択とします。現時点で究極のプレミアムレンズ。

<2022/6/26追記>

自費診療ならミニウェルフュージョンシステムを推します。

<2020/12/28追記>

見え方のシミュレーションは、 比べてわかるレンズの違い がわかりやすいと思う。

<2022/11/19追記>
HOYAから、アイハンスと同思想のレンズが+1.0加入で発売される予定とのこと。HOYAはPanOptix対抗品もだすらしい。

<2023/4/4追記>
AMO談「SynergyはPanOptixよりも近方がみえる(35cm vs 40cm)。そのため眼鏡不要率が90% vs 70%である。一方、その代償としてハログレスターバーストは多い。」したがって、都会は近方作業が多いためSynergy普及率が高い。一方、田舎は車運転が多いためPanOptix普及率が高い。
一理あるかも。

<2023/7/25追記>
ヴィヴィティの情報、画像を追加記載しました。

<2023/7/31追記>
眼内レンズの選択表をつくりました。

Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)