他院からオルソケラトロジーの引継ぎでこられた患者さんが、以下のようなデータ票を持ってこられました。
よくできているので、早速当院でも採用させていただき、以下のようなエクセルフォーマットを作りました。
今後、当院のオルソケラトロジー外来を受診された患者さんに配布する予定です。
他院からオルソケラトロジーの引継ぎでこられた患者さんが、以下のようなデータ票を持ってこられました。
よくできているので、早速当院でも採用させていただき、以下のようなエクセルフォーマットを作りました。
今後、当院のオルソケラトロジー外来を受診された患者さんに配布する予定です。
以前に告知していた、オルソケラトロジーのブレスオーコレクトを導入しました。
従来、当院で使用してきたオルソKレンズは、歴史が長く、その分多くの処方テクニックが蓄積されています。一方、フィッティングに職人技的な調整が必要となることがあり、敏感な患者さんの場合にはどうしてもあわないことがあることがありました。
一方、このブレスオーコレクトは
「レンズやわらかいので破損しにくい。日本製の為、日本人の目に合う」
レンズ処方の計算を瞬時に行うプログラムを搭載したタブレット型端末「フィッティングマスター」により、何度もレンズ試着を行うことなく、高い確率でベストなレンズを算出することが可能です。
というのが売り文句であり、職人技や技術知に頼らず処方することができるかもしれない。
今までは、定額制がなかったため、導入をためらっていたが、この度同様に定額制が導入されたので本格的に採用としました。
ただし、一括払い制、定額制ともに若干高価で、交換条件もややきついかな?
オルソKはメニコンというメルスプランというサブスクプランに通じているメーカと組んでいる点、少し有利かもしれない。対して、ブレスオーコレクトの取り扱いは、シード社である。
前回お知らせした、新レンズの名称はブレスオーコレクトです。
発売元のseedが述べるメリットとデメリットは以下の通り。
短所
当院で扱っているオルソケラトロジーレンズは、アルファーコーポレーションのオルソKで、最初期から存在するだけあって、難症例などに対する対処方法が確立されており、安心感が高いレンズです。
ただし、処方可能なのは-6Dまで(場合によっては-7D前後まで可能)なのでそれ以上の高度近視については対処ができません。
以前はオ〇ートというブランド名で高度近視に対してもオルソケラトロジーを処方する眼科医がいて、オーソドックスな医師からは白眼視されていました。
東レのオルソケラトロジーレンズは以前は-4Dまでの対応でしたが、最近-8Dまで対応するようになり、しかも、「レンズやわらかいので破損しにくい。日本製の為、日本人の目に合う。」という触れ込みなので、当院でも取り扱いを開始する予定です。
正式に採用したら、当院HPでも告知します。
以下に、国内で承認されているオルソレンズの一覧を示します。
メーカー | レンズ名称 | 適正範囲 | 特徴 |
アルファ・コーポレーション | オルソK | 近視-1.00D~-6.00D BC40.00~46.25(乱視-1.00以下) | 日本で初めて認可を受けた。国内製造 |
東レ | ブレスオー | 近視-1.00~-8.00D BC39.00~47.00(乱視は球面の1/2以下、倒乱視は1/2以下かつ-0.75D以下) | レンズやわらかいので破損しにくい。日本製の為、(角膜の突出度が少ない)日本人の目に合う。 |
テクノピア | マイエメラルド | 近視-1.00~-4.00D BC38.00~48.00(乱視-1.00D以下 ) | 長年にわたる技術革新と世界各国での実績 |