老眼診療アップデートを聴講しました。

神戸大学同窓会で、根岸一乃慶応大学教授のお話を聞きました。

保存的治療については、老眼治療の新しい点眼薬 とほゞ同じくでした。

外科的治療は、多焦点眼内レンズ一択とのこと。
※キャプチャー画面の提示は厳禁とのことなので、内容のみ提示します

  1. 老眼診断に最適な近方視力は0.4ではなく、1.0である。
  2. 多焦点レンズのtargetは球面誤差±0.25D以内、乱視誤差-0.5D以内
  3. 眼位異常(特に、内斜視・上下斜視)は術後不満が出やすい。
  4. ドライアイも不満が出やすいのであらかじめ治療しておく。
  5. アイハンスは、70歳未満の若年白内障患者では、中間視力、近見視力の回復が得られやすい。→アイハンス採用するなら若い方が良い。
  6. 術後の不満に直結するのは①術後の霞み、コントラスト感度の低下②遠方視力が出ない③グレハロで、中間視力近見視力は無関係である。

上記4、5は、当院でも要注意かな。

近視予防週間です。

BHVIから5/13~5/19は近視予防啓蒙週間ですとのお知らせがあり、関連記事を読みました。


以前はやや怪しい印象を持っていたred light治療でしたが、注目を浴びつつある印象です。

Red Light Therapy for Myopia: Merits, Risks, and Questions – Review of Myopia Management (reviewofmm.com) を要約すると、

1日2回、3分間赤色光を見るだけなので親子にとって望ましい選択肢になりうる。
懸念すべき点は
1.長期にわたる安全性が担保されていない。
2.どのような機序によって、近視抑制ができているのかが解明されていない。

「有効な近視抑制手段かどうかについては、さらなる研究が必須」という結論でした。


私的感想

  1. red light治療が全面的に承認されている感は未だしである。
  2. violet lightかred lightか論争はサプリメント議論に似る。サプリより食物が大事とおなじで、太陽光線を浴びるのが一番では?

 

iFaceのZoom講義を受けました

iFace本社はカナダですが、製造はアルゼンチンかも?で同国からのZoom配信。
👉アルゼンチンは美容大国らしい。

 

アラガンの実技演習は既に受講しており、今回はお手入れとか、注入物の処理みたいな話でした。


ただ、男性のアルゼンチン英語は、ほとんど分からんかったとです。
女性の方はまだ分かる。。

当院にくる外国の方にもいえるが、英語が母語でない場合女性のしゃべくりの方が聴きとれる。
なぜか、話も疎通する。

コニュニケーションに関する言語中枢は、Femaleがかなり優秀なんでは?と感じた次第。


●取り扱い説明書

●S1 iFaceSimulator VIDEOS: