TECNIS PureSee Premium Nightに出席しました。

臨床眼科学会@リーガロイヤルと並行開催でした。
冒頭「SNS公開等まかりならん!」とのお達しあり、詳細は控える。

大鹿 哲郎教授 (筑波大学)

・市場シェアはEDoFが3焦点に追いつきつつあり、早晩逆転するであろう。

Tim Robertson教授(シドニー大学)

・オーストラリアは車社会であり、遠見視力、遠見でのdysphotopsiaの軽減が重視される。アジア圏の近方重視と異なる。
・アイハンスと違ってLogMAR視力≧0.2(≒小数視力0.63)の範囲が広がっていることに大きな意味がある。
・ハログレと明視距離はトレードオフの関係にあり、フリーランチはない。患者さんによく説明し、選択してもらう

ビッセン宮島弘子先生(東京歯科大学水道橋病院)

・トーリックレンズを選ぶ人が多い。
・正視と-0.75Dのモノビジョンの組み合わせにすると近方40cmの視力がよい。
・一眼目はFirst Minusとし、二眼目の度数差は症例によって調整。

質疑&応答
・アイハンスのモノビジョンなら保険適用だが、PuaSeeを選ぶ意義はどこにあるのか?
→Prof.Robertson:オーストラリアでは説明のうえ、患者に選んでもらう。monofocalは大きく入れ替わった。保険体系が日本とは異なる(よーなことを言ってた気がする)
→大鹿先生:両者の加入度数には明確な違いがある。(2.0D vs  0.5~0.75Dと当ブログは考えるが)大鹿先生は66cm vs 120cmといってた。
・ビッセン先生に「アルコンVivityと比べてどうすか?」と、お尋ねしたら「プラットフォームの違いで、好みを選べばいいでしょう」

感想
・前回「中間を膨らませたしただけ」といったが、実にこの中間を膨らませLogMAR視力≧0.2領域を広げた事にこそ意義がある、というね。

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