学校検診の季節となりました。
「1、2ケ月で急激に視力が低下した」と言って検診用紙を持ってこられる患者さんが多い時期です。
スマホやタブレットが浸透してきたためか、小学校低学年でも相当程度、近視が進行してしまっているお子さんを見受けます。
そのようなお子さんや、ご両親には「高校3年生までに-6Dをこすような高度近視にならないように」とご説明しています。
それは、高度近視になると、以下のような合併症が、将来発生する可能性が高いからです。
長寿時代となり、人生の後半期に器質的な眼合併症で苦しまないためには、近視がもっとも進行する小児期に正しく管理を行い、必要以上の近視進行を防ぐことが大切です。