「片眼に単焦点レンズを入れたが、僚眼にはミニウェル・プロクサをいれたい」という御要望があった。
そこで調べたが、結論は「無理っぽい」です。
片眼プロクサ and/or 両眼プロクサの御所望は結構多いらしい。
しかし、Sifi社は『ミニウェル・レディを優位眼に、ミニウェル・プロクサを非優位眼に入れることを「Well Fusion」と呼び、両者は補完的に働く』に拘りおる由で、プロクサを単独販売しない。
これは、優れて欧州的と云うべし。
「Well Fusion」を購入してプロクサのみ挿入する手はあろうが、コスト倍で非定型挿入というリスクが発生する。
どうしても非回析型の近方レンズを入れるなら、既存のアイハンスを入れるか、Vivity登場を待つのは如何か知らん?
いつも参考にさせていただいております。
ミニウェルのウェルフュージョンについて、教えてほしい事があります。
非優位眼に乱視1.25がある場合、プロクサが乱視に対応していないため、優位眼(乱視がない)にプロクサ、非優位側にミニウェルレディのトーリックを入れると言う非推奨パターンについて如何お考えでしょうか?
ウェルフュージョンは補完的にレディとプロクサが作用するなら、優位眼、非優位眼の重要はそれほどなさそうな気がしますが、逆に入れることはやめた方が良いでしょうか?
非優位眼の乱視をあえて残すことによって、偽調節効果を得るということができます。
プロクサにトーリックがないのは、そのような背景因があるのかもしれなません。
いずれにしても、コンタクトレンズを使って事前シミュレートし、ご自身で納得できる選択を行うことをお勧めします。