多焦点レンズについて

この数年で、長足の進歩を遂げた「多焦点レンズ」について

名称レンティスコンフォートシンフォニー     アクティブフォーカスパンオプティクス
光学部デザイン分節状屈折型(2焦点)エシェレット回折型(2焦点)回折型(2焦点)回折型(3焦点)
特徴2 つの単焦点を組み合わせた独自の扇型デザイン。+1.5D のマ イル ドな加入度数により遠方・中間視力の獲得が期待される。近方は近用眼鏡が必要になる。エシェレット回折により、広い焦点深度を持ち遠方から近方まで自然な見え方をする。(EDoFレンズ:Extended Depth of Focus:焦点深度拡張型レンズと呼ばれる)低加入度数で、2焦点ではあるが遠くからパソコンまで広い焦点深度を持つレンズ。ハロー、グレアが少なく、コントラスト感度も良好。シンフォニーより後に発売されたレンズ。実生活での作業に適した遠方・中間・近方にピントが合うように設計されている。2焦点眼内レンズに比べて眼鏡の依存度が低減。
焦点広い焦点:遠から中距離(∞~70cm)広い焦点:遠から中距離(∞~50cm)2焦点:遠方(5m以上)、近方(50cm)3焦点:遠方 (5m以上)、中間(60 cm ) 、近方(40cm)
光エネルギー配分遠方(55%) 近方(40%)EDofなのでdataなし遠方69.4%近方18%遠方44%中間22%近方22%
光エネルギーロス5%EDofなのでdataなし12.6%12%
ハロー・グレア少ないやや少ないやや少ないやや少ない
ハロー・グレアテスト画像
レンズ外観
生産ドイツ(オキュレンティス社)アメリカ(AMO社)アメリカ(アルコン社)アメリカ(アルコン社)
レンズ代金(乱視なし)全額保険適応片眼 190,000 円片眼 190,000 円片眼 270,000 円
レンズ代金(乱視あり)全額保険適応片眼 240,000 円片眼 240,000 円片眼 330,000 円
おすすめ度☆☆☆☆☆☆☆
一言グレアが最も少なく夜間運転に適する。近方が弱い。遠方がくっきり見え、夜間運転にも適する。近方には眼鏡が必要かも。最新型で全距離対応だが、近方距離が40cmでやや遠い。

【結論】

多焦点レンズを選ぶならPanOptix一択。ただし、夜間運転をするならLentis。

<2020/12/28追記>

見え方のシミュレーションは、 比べてわかるレンズの違い がわかりやすいと思う。