近視治療用の点眼薬アトロピンの至適濃度

LAMP study[1]を読みました。

①近視抑制効果は濃度依存的なのか?
②作用と副作用を考え、至適な濃度はいくらなのか?

を調べた論文です。

①の答え

近視抑制効果は濃度依存的である。

②の答え

考察はあ~だこ~だと総花論に終始。ので、私的感想は以下のごとし。

1年目は0.05%でバシっときかせる。
2年目以降は濃度差の影響が減ってくるので、0.01%でもいいんじゃね?

当院では、院内調整して0.01%、0.025%、0.05%を用意しているが、0.05%だとまぶしいという人がいる印象である。

1.Low-Concentration Atropine for Myopia Progression (LAMP) Study

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