マインドフルネスと緑内障

「瞑想をすると眼圧が下がる」「繊維柱帯における遺伝子発現も変化する」という、やや香ばしい感のある論文を読んだ。

Effect of Mindfulness Meditation on Intraocular Pressure and Trabecular Meshwork Gene Expression: A Randomized Controlled Trial

毎日45分間の瞑想を3週間にわたって続けたところ

①最大限点眼を行った場合(≒1mmHg)よりも、眼圧が下がった(≒5mmHg)

②繊維柱帯において拡張作用のある遺伝子が発現し、抗炎症作用のある遺伝子が発現していた。

①はともかく、②はマジ?という気はする。

過去にも、自律訓練法が有効であったとする論文もあるので、精神のありようと眼圧には何らかの関係があるのだろう。

僕の感想

緑内障気質は、昔から指摘があり、瞑想により眼圧を下げることは可能かもしれない。

・「日常生活で気を付けることはありますか?スマホとか見なければ緑内障進行しませんか?」とよくきかれる。そういった場合「マインドフルネスを心がけましょう」かな。

・②については、厳密な追加検証を期待する。

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