I Have a Choice to Make About My Blindness

NY Timesの記事です。

網膜色素変性症により、レストランのメニューが読めなくなった私には二つの選択肢がある。
・Be My EyesやVirtual Volunteerを使って、独力でメニューを読解する。
・家族にメニューを読んでもらう。

AIアプリはエラーがちで、存在しないボタンやあえりえないレシピを提示することがある。
家族とのコミュニケーションによって得難い交流がえられる。

「人との交流は大事であり、AIでは代替できない経験がある」みたいなハナシ。


文中アプリについて調べた。

  • Be My Eyesをインストールすると、画像を読んでくれるボランティアーを探してくる。カメラを読解対象に向けるとそのボランティアさんが内容を読み上げる、という仕組み。接続に数十秒かかり、即座読みあげというわけにはいかない。
  • Virtual Volunteerは、ボランティアーに頼らず完全にAI判定できるらしい。Be My Eyesの中からwaitリストに登録する必要がある。

Be My Eyesは、優れものだ。
ただ、対側の人間の存在には、微妙~な緊張感を感じる。
ので、Virtual Volunteerが降ってきたら追加報告します。



iPS細胞関連の講演二題

1題目が神戸アイセンター病院平見恭彦先生「網膜色素上皮(RPE)不全症に対するiPS細胞由来RPE細胞移植」
2題目は藤田医科大学教授 榛村重人先生「再生医療と医療イノベーション」


RPE細胞移植は以前のお話し+自家移植から他家移植に進化。待機が短縮できたが、若干拒絶反応が起きた。RPE不全症を対象にしたのは、硝子体注射がバイオシミラーにより安価となったことが一因とのこと。

「再生医療と医療イノベーション」は、前回の阪大大西田幸二先生と符合する話。
面白かったのは「研究にはお金がかかる」→「最初AMED資金をもらえたが、枯渇した」→「大学発ベンチャーを起業してたおかげで資金ショート免れた」→「しかし、またまた危なくなったろころでNEDOから資金提供うけた」→「その後、自費で頑張っているねと評価されAMED資金がもらえて研究継続」


アイセンターでも大学教授でも、コスト概念や経営の才能が必要ですね~、という感想です。

オンライン資格確認

医療機関向けには、

患者さん向けには、

こ、怖い*゚Д゚。フラグが見える。絶対に喰ってはイカン感じだ。


ところが、Yahooニュース 及び オンライン資格確認説明会によると

厚労省は、2023年4月までの導入を義務付けるとのこと。間に合わなかった場合、直ちに罰則は与えないが、地方厚生局が丁寧に指導して導入を後押しするとのこと。

怖すぎる。。。

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当院は、敢えてこの毒饅頭を戴くこととする。皿まで食す[1]こととする。

下賜いただくカードリーダは、パナソニック製に既に決めた。
次は、電子証明書発行申請である。


1:業者に頼まず、自前で実装する、という意。


2022/11/14追記

「皆もすなるマイポといふものを、私もしてみむとてするなり」
しかし!
「アルファベットを入力するべきなのに数字しか入力できない」「総務省のアプリとデジタル庁のアプリが二本立て」とか、、ないわ~。
丸投げ&縦割りを肌身に感じることができた点が、ポイントだとしか云えぬなり。