iPS細胞関連の講演二題

1題目が神戸アイセンター病院平見恭彦先生「網膜色素上皮(RPE)不全症に対するiPS細胞由来RPE細胞移植」
2題目は藤田医科大学教授 榛村重人先生「再生医療と医療イノベーション」


RPE細胞移植は以前のお話し+自家移植から他家移植に進化。待機が短縮できたが、若干拒絶反応が起きた。RPE不全症を対象にしたのは、硝子体注射がバイオシミラーにより安価となったことが一因とのこと。

「再生医療と医療イノベーション」は、前回の阪大大西田幸二先生と符合する話。
面白かったのは「研究にはお金がかかる」→「最初AMED資金をもらえたが、枯渇した」→「大学発ベンチャーを起業してたおかげで資金ショート免れた」→「しかし、またまた危なくなったろころでNEDOから資金提供うけた」→「その後、自費で頑張っているねと評価されAMED資金がもらえて研究継続」


アイセンターでも大学教授でも、コスト概念や経営の才能が必要ですね~、という感想です。