当院での日帰り白内障手術
はじめに
- 白内障手術とはにごったレンズ(白内障)をとりだして代わりになるレンズ(眼内レンズ)を挿入する手術です。
- 現在では手術でただ見えるようにするだけではなく、
- もっと広い範囲が見えるように
- 患者さんが痛みを感じず楽に
- 手術をすることに関心が集まっています。
-
外来で行います
- 健康な方ならば入院しなくて大丈夫です。
- お身体に若干の不安のある方でも、内科の先生にお伺いの手紙を発行しますので、安心して外来で手術を受けられます
-
切るのは2.4mmだけ
- 当院で行っている白内障手術は、傷口は2.4mmの極小切開手術です
- そこから超音波で水晶体を吸引し、眼内レンズを挿入します。
- 眼内レンズはアクリル製で、折りたたんで挿入します。
-
痛みに最大限の配慮をしています
- 笑気麻酔、ゼリー麻酔、点眼麻酔、テノン麻酔、前房内キシロカイン麻酔を使用して不安感、痛みの軽減に努めております。
-
すぐに普通の生活に戻れます
- 仕事は翌日から可能です。運動も翌週から可能です。
- 入浴は術後二日から可能です。
-
当院の手術実績
手術件数
- 執刀医(中橋)は勤務医時代から通算して35年以上の執刀経験をもっています。
- 超音波白内障手術を黎明期より実施しており、現在までに、およそ2万件以上の白内障手術を施行してきました。
-
-
手術室はクリーンルーム
- 手術室は大学病院の手術室と同様のクラス1万基準を達成する空調設備を導入しております。
- HEPAフィルター装着の空調機器により清潔な手術環境の維持に、特に注意をはらっております。
-
手術機器
- 白内障手術装置はAlcon社製センチュリオンを採用しています。
- 同社の超音波手術装置は世界の一流サージャンが使用しているものです。
- Alcon社のもつ最先端のテクノロジーを集結させた手術装置で、安全かつ侵襲が少ない手術が可能となります。
-
手術顕微鏡
- 白内障顕微鏡はLeica社製手術顕微鏡M822 F20を採用しています。
- 近年、急速に支持を集めている手術顕微鏡の名機です。
- 現時点で、最も明瞭な術野視界が得られる顕微鏡といわれています。
-
眼内レンズ測定装置
- 現在ではスタンダードとなっている測定機器Ziess社製 IOLマスターを用いております。
- この装置により従来のA-Mode法よりも正確な眼内レンズの度数決定が可能となっております。
- 度数決定式は最新のバレットⅡ式を採用しております。
-
多焦点眼内レンズ
乱視矯正眼内レンズ
- 白内障の手術と同時に乱視も矯正できる画期的な眼内レンズです。
- 乱視のある方に非常に好評であり、大部分の方がこのレンズを選択されています。
-
院長の手術に対する考え
- 私の長年の手術経験でいえることは「安全な手術を行うためには、手術を正しく畏れ、常に謙虚であること。決して奇をてらったアクロバティックな術式を求めないこと」です。
- そのためには、最新の情報を入手するだけではなく、自分なりに消化して一歩ずつ進めていく慎重な姿勢が大切であると考えています。
- 手術は、奇術ではない。確実に成功させることこそが、当院を受診してくださる患者さんの信頼に応えることだと信じています。
-
-