2021年2月

ドライアイの合併症

ドライアイを起こす原因は数多くある[1]が、アレルギー性結膜炎も一因となる[2]。 アレルギー疾患があると流涙をおこすため、ドライアイの合併を見過ごしやすいが、BUTを測定すると短縮していることがよくある。異物感や充血など臨床所見・症状も似ているため、両疾患が共存していることを見落としやすい。 両疾患ともに、眼表面症候群ともいうべきスペクトラムに属するもので、病気の主座が結膜側にあるか、角膜側にあ […]

近視治療の効果

WHOと近視の共同研究をしているBrien Holden Vision Instituteというオーストラリアの研究所がある。 その研究所のHPに、近視軽減効果の予測頁があり、各種の治療方法とその効果の予測が記載されている。 当院でも採用しているアトロピン点眼とオルソケラトロジーの効果について、「10歳で-2Dの近視の子供が17歳時点でどのくらいの近視に進展するのを防ぐことができるか」を予測させて […]

たかが近視、されど近視!

学校検診の季節となりました。 「1、2ケ月で急激に視力が低下した」と言って検診用紙を持ってこられる患者さんが多い時期です。 スマホやタブレットが浸透してきたためか、小学校低学年でも相当程度、近視が進行してしまっているお子さんを見受けます。 そのようなお子さんや、ご両親には「高校3年生までに-6Dをこすような高度近視にならないように」とご説明しています。 それは、高度近視になると、以下のような合併症 […]

認知症と網膜厚の関係

Spectral-Domain OCT Measurements in Alzheimer’s Disease – Ophthalmology (aaojournal.org) を読んだ。 早期アルツハイマー者、軽度認知障害(MCI)の発見方法は、高価で侵襲的である。 眼科のOCT検査は、安価・簡便・非侵襲的なので、アルツハイマー症と網膜の厚みの関連性について文献調査をした。 Our […]