idトークン獲得の流れ
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| + | ~~stoggle_buttons~~ | ||
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| ====== IDトークン獲得までの流れ ====== | ====== IDトークン獲得までの流れ ====== | ||
| ===== 全フローチャート ===== | ===== 全フローチャート ===== | ||
| 行 40: | 行 42: | ||
| * response_type=code ← 「認可コードグラント」ということ。ExamplePublisherClient.exe は、ネイティブアプリケーションでパブリッククライアントである。パブリッククライアント向けのグラントタイプとして推奨されている「認可コードグラント+PKCE」が採用されている。 | * response_type=code ← 「認可コードグラント」ということ。ExamplePublisherClient.exe は、ネイティブアプリケーションでパブリッククライアントである。パブリッククライアント向けのグラントタイプとして推奨されている「認可コードグラント+PKCE」が採用されている。 | ||
| * scope=openid ← [[https:// | * scope=openid ← [[https:// | ||
| - | * redirect_uri=http:// | + | * redirect_uri=http:// |
| * state=e3f1b42c0b5b4f5f9d7b3c9c3c8c3a9e | * state=e3f1b42c0b5b4f5f9d7b3c9c3c8c3a9e | ||
| * code_challenge=XyZAbCdEfGHiJkLmNoPqRsTuVwXyZ1234567890= (Base64 encoded SHA-256 hash of code_verifier) | * code_challenge=XyZAbCdEfGHiJkLmNoPqRsTuVwXyZ1234567890= (Base64 encoded SHA-256 hash of code_verifier) | ||
| 行 69: | 行 71: | ||
| ==== 5.2.FIDO生体認証 ==== | ==== 5.2.FIDO生体認証 ==== | ||
| * Keycloakでチャレンジ・レスポンス認証が行われる。 | * Keycloakでチャレンジ・レスポンス認証が行われる。 | ||
| - | * 秘密鍵は、スマートフォン内のセキュアストレージに保管されており指紋認証しないとアクセスできない。 cf.https:// | + | * 秘密鍵は、スマートフォン内のセキュアストレージに保管されており指紋認証しないとアクセスできない。 cf.[[https:// |
| * 秘密鍵は、最初に{{: | * 秘密鍵は、最初に{{: | ||
| 行 75: | 行 77: | ||
| ==== 9.1.カスタムスキーム ==== | ==== 9.1.カスタムスキーム ==== | ||
| - | * 通常の認可コードグラントでは [[https:// | + | * 通常の認可コードグラントでは [[https:// |
| * ↑ により、登録されたアプリのみがコールバックを処理し、Browserの挙動も隠蔽できるため安全性が増す。 | * ↑ により、登録されたアプリのみがコールバックを処理し、Browserの挙動も隠蔽できるため安全性が増す。 | ||
| * カスタムスキーム myapp:< | * カスタムスキーム myapp:< | ||
| ===== 10.トークンリクエスト ===== | ===== 10.トークンリクエスト ===== | ||
| - | * ここで (OAtuh2.0の)client_id=FIDO, | + | * ここで (OAuth2.0の)client_id=FIDO, |
| * All requests are sent over HTTPS (TLS encryption) to prevent interception | * All requests are sent over HTTPS (TLS encryption) to prevent interception | ||
| 行 170: | 行 172: | ||
| * 起動するとnode.jsが走る。 | * 起動するとnode.jsが走る。 | ||
| * node.jsのWebSever上ポート番号: | * node.jsのWebSever上ポート番号: | ||
| - | * config.json(含、OAtuh2.0のsecret)を受け持つ。 {{ : | + | * config.json(含、OAuth2.0のsecret)を受け持つ。 {{ : |
| * IDトークンを受け取る。 | * IDトークンを受け取る。 | ||
| 行 178: | 行 180: | ||
| * 署名付き電子処方箋xmlを受け取る。 | * 署名付き電子処方箋xmlを受け取る。 | ||
| - | ====== ExamplePublisherClientのWebAPIとライブラリ ====== | + | ====== ExamplePublisherClientのライブラリとWebAPI |
| 行 254: | 行 256: | ||
| ==== WebAPI ==== | ==== WebAPI ==== | ||
| - | * ポート番号: | + | * 署名APIUrlのポート番号: |
| * コアの部分 | * コアの部分 | ||
| <code csharp> | <code csharp> | ||
| 行 282: | 行 284: | ||
| ==== 「管理サーバーに何を渡しているのか」の考察 ==== | ==== 「管理サーバーに何を渡しているのか」の考察 ==== | ||
| - | === 処方箋csvの扱い === | + | === 処方箋情報の扱い === |
| * ライブラリを選んだ場合 | * ライブラリを選んだ場合 | ||
| 行 301: | 行 303: | ||
| return xml; | return xml; | ||
| </ | </ | ||
| - | をみると、IDトークンとPrescriptionDocumentのHash値のみを渡しているようである。__PrescriptionDocument要素のハッシュ値のみ管理サーバーに渡し、残りのKeyinfo要素とSignedProtpery要素は、管理サーバーがもっているので、これらをセカンドHPKI証明書の秘密鍵で署名したSignatureValueをもつPrescriptionSign要素を返却__してきて、xml.SetPrescriptionSign(signedXml.SignedXmlData.Base64ToUtf()); | + | をみると、IDトークンとPrescriptionDocumentのHash値を、管理サーバーの署名APIに渡しているようである。__PrescriptionDocument要素のハッシュ値のみ管理サーバーに渡し、管理サーバーがもっているKeyinfo要素とSignedProtperties要素とあわせた3要素を、管理サーバーのセカンドHPKI証明書の秘密鍵で署名したSignatureValueをもつPrescriptionSign要素を返却__してきて、xml.SetPrescriptionSign(signedXml.SignedXmlData.Base64ToUtf()); |
| * WbAPIを選んだ場合 | * WbAPIを選んだ場合 | ||
| 行 311: | 行 313: | ||
| var result = client.UploadString(this.SignApiUri + " | var result = client.UploadString(this.SignApiUri + " | ||
| </ | </ | ||
| - | をみると、IDトークンとcsvを渡しているようである。↑のライブラリのコードから推察すると、RemoteSignatueClientService.exeがローカルでcsvDataから、PrescriptionDocument要素を作る。__PrescriptionDocument要素のハッシュ値のみ管理サーバーに渡し、残りのKeyinfo要素とSignedProtpery要素は、管理サーバーがもっているので、これらをセカンドHPKI証明書の秘密鍵で署名したSignatureValueをもつPrescriptionSign要素を返却__してきて、ローカル処理したPrescriptionDocument要素と合体させているのだろう。 | + | をみると、IDトークンと処方箋csvをRemoteSignatueClientServiceに渡しているようである。↑のライブラリのコードから推察すると、RemoteSignatueClientService.exeがローカルでcsvDataから、PrescriptionDocument要素を作る。__PrescriptionDocument要素のハッシュ値のみ管理サーバーに渡し、管理サーバーがもっているKeyinfo要素とSignedProtperties要素とあわせた3要素を、管理サーバーのセカンドHPKI証明書の秘密鍵で署名したSignatureValueをもつPrescriptionSign要素を返却__してきて、ローカルでRemoteSignatueClientService.exeが処理したPrescriptionDocument要素と合体しているのだろう。 |
| === HPKIセカンド電子証明書管理サービスクライアント証明書の扱い === | === HPKIセカンド電子証明書管理サービスクライアント証明書の扱い === | ||
idトークン獲得の流れ.1739749465.txt.gz · 最終更新: 2025/02/17 08:44 by admin
